Agentforce導入・活用を専門的に支援するチーム「AI Acceleration Lab」を設立
スペシャリストによる一気通貫の支援でAgentforce活用を加速
株式会社エンミッシュ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 河原義平、以下「当社」)は、Salesforceが提供する自律型AIエージェント「Agentforce」の導入・活用を専門的に支援するチーム「AI Acceleration Lab」を2025年12月に設立したことをお知らせします。
本チームは、Salesforce製品に精通したスペシャリストによって構成され、POC(概念実証)から実運用までを一気通貫で支援。「現場で使えるAI導入」を実現します。
■設立背景
AIの業務活用が加速する中、Salesforceが提供する自律型AIエージェント「Agentforce」は、企業の営業・マーケティング・カスタマーサービス領域における生産性向上と顧客体験の変革を実現するソリューションとして急速に注目されています。
Agentforceは、企業内のCRM/ナレッジ/ワークフローなど任意のデータソースにリアルタイムで接続し、対話形式で応答・分析・次アクション生成を行う“自律型AIエージェント”です。
多言語対応、低遅延応答、業界別テンプレートの搭載、さらにAgentforce Sales/Agentforce Service/Agentforce Marketing/Tableau/Data 360などとシームレスに連携できる構造を備えています。
これにより、AI活用初期の“実証検証”から本番運用までをスムーズに移行できる設計となっています。
しかし現状では、「業務にFitするユースケースの特定」「セキュリティ・ガバナンスを担保した運用」「定着化まで見据えた実行体制の構築」といった課題を抱え、導入検証段階で停滞する企業も少なくありません。
当社は、これらの課題を解消し、Agentforceの導入・運用・内製化を“加速”させる専門組織として「AI Acceleration Lab」を立ち上げました。
■AI Acceleration Labの特徴
① 「低コストPOC」
エンミッシュのPOCパッケージで、初めての導入でも試しやすい価格帯でAgentforceの有効性を体感することができます。
低コスト実現の理由
- 再利用資産:よくあるユースケースのテンプレートを複数準備し、プロンプト・ツール呼び出し・接続テンプレを部品化
- 既存環境活用:Salesforce組織やサンドボックスを最小限利用
- 小規模体制:PM×実装担当で“要件合意〜実装〜検証”を短縮化
これにより、初期投資を抑えつつ成果を可視化し、AI導入を現実的に体験できます。
② 「技術力×PJ推進力」
Agentforceはもちろん、その他AI製品/領域のスペシャリストがPJをご支援し、データと業務を起点に設計→実装→運用内製化までを一気通貫で伴走。
本当に使えるAgentforceをご提供いたします。
エンミッシュの強み
- 全体設計力:AIの設計だけではなく、全体のアーキテクチャから設計/整理
- 一気通貫支援:専門性を持った人材が、PJのゴール設計からアーキテクチャ提案、AI実装までを一貫して支援
- 標準化手法:要件定義→最小ユースケース決定→対話設計→定着化までを体系化
これにより、単発導入ではなく“再現可能なAIプロジェクト”を実現します。
③「Agentforce × Salesforce全体最適」
多くのプロダクトのケイパビリティ、PJ実績があるからこそ、Agentforce Sales/Agentforce Service/Agentforce Marketing/Tableau/Data 360を跨いで、現場KPIに直結するAgentforceユースケースを横断最適化。
代表的な活用例
- 営業:商談要約→次アクション自動生成(Agentforce Sales)
- マーケ:問い合わせ意図→セグメント化→Journey連携(Agentforce Marketing)
- 経営可視化:AI応答ログをKPI化・BI可視化(Tableau)
Salesforce全体に精通したエンミッシュだからこそ、Agentforceを“点ではなく線”で活用し、データとアクションをつなぐ設計を提供します。
■代表取締役社長 河原義平 コメント

AIの力を“業務の現場”で活かしきること。
これこそがDXの次のステージだと考えています。
AI Acceleration Labの設立は、Salesforceパートナーとしての専門知と、AI実装力を掛け合わせ、企業が“自社で使いこなすAI”を定着させるための挑戦です。