株式会社トレジャーデータ 様

Treasure AIのISR組織立ち上げを支えた伴走型営業支援──行動量と高速改善で、商談創出の仕組みづくりを加速

株式会社トレジャーデータ様は、CDPを信頼できるデータ基盤として維持しながら、AIエージェントを活用した新製品「Treasure AI」へと提供価値を拡張しています。
エンタープライズ企業向けのISR(インサイドセールスレップ)チームは発足から日が浅く、限られた人数体制の中で行動量と案件の質を両立させる仕組みづくりが立ち上げ期の大きな課題でした。
本インタビューでは、専任3名体制で伴走してきた架電体制の構築や、フラッグシップイベントでの商談創出について、株式会社トレジャーデータ ISRの太田原様、ISR統括の水上様に伺いました。

■太田原様(トレジャーデータ ISR)
インバウンド・アウトバウンドを問わず、エンタープライズ企業を中心とした新規案件創出を担当。プロセス整備やターゲットリストの改善にも携わる。

■水上様(ISR統括)
トレジャーデータのインサイドセールス組織を統括。

この事例のポイント

  • 課題:エンタープライズ企業を対象としたISR(インサイドセールスレップ)組織を少人数体制で立ち上げる中、十分な行動量を確保しながら案件の質も担保する仕組みづくりが求められていた。
  • 支援内容:圧倒的な行動量とスピード感のある架電・メール対応に加え、音声データを活用した振り返りとロールプレイングによる改善サイクルを、毎週の定例を通じて伴走支援。
  • 成果:専任3名体制による伴走支援のもと、2026年4月のセミナーフォロー活動(4/1〜4/17)では架電1,155件・接点165件・資料送付73件を記録し、いずれも目標を上回る行動量を達成。

まずは自己紹介と、現在のお役割について教えてください。

太田原様 普段はトレジャーデータのISRとして、インバウンド・アウトバウンドを問わずエンタープライズ企業を中心に新規案件の創出を担当しています。私が入社したのと同じ2025年6月、水上ともう一人のメンバーを中心にこのチームが立ち上がり、その立ち上げ期からメンバーとして参画し、日々の新規案件創出に加えてプロセスの整備にも携わってきました。

具体的には、お客様との接点を最大限創出し、課題の具体性・検討フェーズ・意思決定関係者・導入タイムラインなどをBANTやMEDDICといったフレームワークで整理しながら、必要に応じて商談まで担当しています。オンラインでの会社説明やプロダクトデモを通じてお客様の課題に対するTreasure AIを活用した課題解決のイメージを具体化し、フィールドセールスに引き継ぐ、という流れです。あわせて業界イベントやセミナー・展示会にも参加し、マーケティングチームと連携しながらターゲットリストの作成・改善やアカウント別施策の企画にも取り組んでいます。

Treasure AI ISRチームの業務風景

エンミッシュとの出会いと、依頼前に感じていたリアルな課題感について教えてください。

太田原様 私の入社と同じ2025年6月に水上ともう一人の立ち上げメンバーを中心チームが立ち上がり、エンミッシュにはその当時から支援いただいておりました。それが私にとっての出会いの始まりです。前職は日系化粧品メーカーでの営業でIT商材は初めてでしたが、エンミッシュの皆さんは決められた架電業務だけでなく、商材やターゲット、営業のあり方にも寄り添いながら密に連携してくださり、単なる業務委託先というより、本当に伴走してくれる共創のパートナーだと理解しています。

課題感としては率直に、エンタープライズ企業を対象とするため十分な行動量を確保しながら案件の質も担保する仕組みをつくるのが難しいと感じていました。立ち上げから1年間、私を含む2名のメンバーだけで架電をしており、CDPという複雑な商材理解とエンタープライズ営業に求められる多角的なアプローチの両立も必要でした。

他の営業支援会社もある中で、継続してエンミッシュにご発注いただいている理由を教えてください。

太田原様 決め手は、圧倒的な行動量と機動力、そしてスピーディーな対応力の3つです。依頼や相談への対応が早く、次のアクションまでのリードタイムが短いことが大きな強みです。エンタープライズ企業は関係者・ステークホルダーも複雑で多いため、人物情報や公開情報を参考にした適切なターゲット選定と、対象者の役割・関心に応じた高い行動量・スピードでの架電やメールを実行してくれています。毎週の定例では活動数だけでなく顧客の反応や部署別の傾向、業界の示唆まで丁寧に共有いただけるため、その後の営業活動のナレッジとして蓄積できている点も、今後も付き合いを続けたいと感じる理由です。

エンミッシュとTreasure AI ISRチームの定例ミーティングの様子

エンミッシュとの取り組みが、社内メンバーの刺激やモチベーションアップにどう作用しましたか。

太田原様 最大のブレイクスルーは、社内でも最大級のフラッグシップイベントの集客において、まさに行動量とスピードという強みを発揮いただいたことです。短期間で多くの案内が必要な、かなりタイトなスケジュールの中でご依頼したのですが、マーケティング施策と連動しながら高い行動量を発揮いただき、進捗に応じて重点KPIと打ち手を見直し、その内容を随時報告いただきました。

案内数・誘致数・登録数などKPIを都度変えながら、開封率やエンゲージ率の向上に向けたメルマガ施策なども実施いただき、イベント参加後のフォローコールまで丁寧に対応いただいたことが、最大のブレイクスルーだったと思っています。立ち上げ期の私たちのチームにとって、同じ目線で丁寧かつ素早く大量のアプローチをしてくれる存在は本当に心強く、いただいたリードをどう活かすかを強く意識するようになるなど、良い刺激をもらっています。

今後の展望と、エンミッシュへの期待について教えてください。

太田原様 今後はアカウントベースマーケティングの精度を上げ、マーケティング施策とも連動した商談創出体制へと進化させていきたいと考えています。エンミッシュには引き続き高い行動量と迅速なレスポンスを期待するとともに、音声分析やスコアリングを通じて商談化率・案件化率を高める支援や、新規ターゲット・業界別アプローチの強化にも力を貸してもらいたいです。

エンミッシュのサービスを検討している企業様へ、メッセージをお願いします。

太田原様 エンミッシュは、機械的に架電するだけのアウトバウンドBPOでは全くないと感じています。圧倒的な行動量とスピード感を持ち、短期間で多くの接点を作るという成果を出せる、強いパートナーです。日々の音声共有や定例での改善議論を通じて、単なる実行だけでなく商談創出力の向上にもつなげられる点が魅力で、若いISRチームや営業組織の立ち上げを進めたい企業様にとって特に心強いパートナーになると思います。

Treasure AI ISRチームとエンミッシュの取り組みを象徴するイメージ

ISR統括を務める水上様に、トレジャーデータ様全体の今後の展望と、エンミッシュに期待することを伺いました。

水上様 現在、Treasure AIは新たな成長フェーズにあたるタイミングだと捉えています。CDPからAIベースの製品(トレジャーAI)へのピボットが進んでおり、今年で創業15年という節目に、次の15年を見据えた体制を検討しているところです。インサイドセールスは1年前に再始動した組織ですが、新しい価値を世に出していくにあたって、製品だけでなく人も一緒に育てていきたいと考えています。

今活躍しているメンバーはいずれ別の部署でより大きな案件を担当するようになり、また経験の浅いメンバーが入ってくることになります。そうした人材を継続的に育てていけるパートナーを期待しており、エンミッシュには単なる業務委託先ではなく、コンサルティング的なパートナーとして、営業組織そのものを一緒に育てていただけるような、本質的なパートナーシップを期待しています。

ISR統括の水上様が語る今後の組織づくりのイメージ

編集後記

今回のインタビューからは、「圧倒的な行動量とスピード感」を軸に、エンタープライズ企業を対象としたISR立ち上げ期の課題を乗り越えてきたプロセスと、単なる業務委託にとどまらない伴走の姿勢が浮かび上がりました。音声データを活用した継続的な改善サイクルや、アカウントベースマーケティングを見据えた今後の展望は、ISR組織の立ち上げや仕組み化を検討する企業にとって多くの示唆がある内容です。

Treasure AI様がCDPを基盤に提供価値を拡張していく中で、エンミッシュには組織や人材の成長を長期的に支える役割が期待されています。

もし同じような課題をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせよりご相談ください。

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